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By ShureJapan |  Comment(s)

イヤホンを長持ちさせる7つの方法

リンダ・ハンセン により2017年12月19日にListeningに寄稿

イヤホンに求めるもの。それは高いサウンドクオリティに他なりませんが、同時に装着感の良さと製品への信頼性も備えていることが大前提と言えるでしょう。Shureのイヤホンはステージや屋外、ジムなどの過酷な環境での使用に耐えうる設計になっていますが、それでも時にはお客様からイヤホンの調子が悪いのだけれど…というお問い合わせをいただくことがあります。幸いお問い合わせいただく問題のほとんどは、実は簡単に予防できたり、調整したりすることができます。今回はその方法をご紹介しましょう。

A:コネクター B:ノズル C:取り外したケーブル

1.適切な保管

イヤホンを長持ちさせる最初のポイントは保管方法です。Shureではすべてのイヤホンに保管ケース、またはポーチが付属しています。ケーブルをプレイヤーなどのデバイスに巻き付けたり、束にしたりするよりも、デバイスからイヤホンを取り外して順巻き、または逆相巻きにし、ポーチやケースに入れて保管しましょう。実際、イヤホンの故障はケーブルが伸びてしまったり、断線してしまったりすることが原因である場合がほとんどです。

2.イヤホンとケーブルは清潔に

Shureのイヤホンはうっかり洗濯機にかけてしまったとしても、また普通に使えるケースが多いのですが、イヤホンを清潔に保つためにはもっと良い、適切な方法があります。特にワークアウトやライブ演奏ではかなり汗をかくので、その後はペーパータオルでケーブルとコネクター端子を拭くようにしましょう。ご自宅ではDawn®*などのキッチン用洗剤をぬるま湯で薄め、それを布につけてケーブルを軽く拭き取り、皮脂を取り除きます。
*Dawn®:アメリカの代表的な台所用洗剤

3.クリーニングツールを使用する

耳は外耳道の湿度を保ち、感染症にかかったり、埃や汚れが耳の奥深くに入ったりしないように耳垢を生成します。つまり、耳垢はきれいなものではありませんが、それなりに役割を果たしているわけです。ただし、この耳垢もイヤホン内に溜まればパフォーマンスに影響を与える要因になります。そこで、時々はイヤホンからイヤパッドを外し、付属のクリーニングツールでノズルから耳垢を取り除くお手入れを行ってください。

そしてもちろん、耳は清潔にしておきましょう。ただし、お手入れの際に取り切れない場合は決して無理をせず、耳鼻科などの医療機関にご相談ください。

4.接続を確認する

イヤホンとイヤホンケーブルのコネクター部分は常に清潔にしておいてください。ハイエンドのイヤホン(Shureイヤホンの大半)は着脱式ケーブルを採用しています。お持ちのイヤホンが着脱式ケーブルの場合はケーブルからイヤホンを外し、接続部分に湿気やほこり、汚れなどが溜まっていないかをご確認ください。お手入れには綿棒だけでも十分ですが、DeoxIT® D100L-CPK*クリーナーを併せて使うのもよいでしょう。お手入れ後にケーブルを改めてつなげる際はイヤホンの左右のマークにご注意くださいね!
*DeoxIT® D100L-CPK:携帯電話などのコネクター部用のクリーニングキット

5.湿気を取り除く

エクササイズやライブ、または雨の中でイヤホンを使った後はタオルで水分をふき取り、乾燥剤(吸湿剤)と一緒に箱などに入れて48時間程度乾燥させてください。再利用できるシリカゲルはイヤホンを使わない時に一緒に置いておくと便利です。乾燥剤が手元にない場合はお米を代用することもできますよ。間違ってもイヤホンを電子レンジにかけないように!

6.イヤパッドの交換

イヤホンは何年も使えるように設計されていますが、フォームやゴム、またはシリコン製のイヤパッドは経年劣化します。これによってイヤホンの遮音性が損なわれ、結果として全体的な音質の低下へとつながります。イヤパッドを定期的に交換するのはオーディオファンだけだと思うかもしれませんが、実際はイヤホンを使う人なら誰でも定期的にイヤパッドを交換することをお薦めします。ハイクオリティイヤホンのメーカーであれば交換用イヤパッドもラインナップがあるでしょうから、数セットを常備しておくとよいでしょう。

7.リスニング製品を購入するなら長持ちする製品を

「安物買いの銭失い」ということわざがあるように、イヤホンも値段にはそれなりに意味があります。どこでも売っているような安価なイヤホンはやはり何年ももたず、プロやオーディオファン向けの高価格のイヤホンが備えている着脱式ケーブルやケーブル長の選択肢、ケーブルの強度といった機能面も期待できません。イヤホンを購入する際は、イヤホンメーカーの評判や購入後の保証内容なども含めて検討することをお薦めします。

以上の点を参考にいつでもイヤホンを良い状態で維持しておけば、何年も良いサウンドを楽しめる上に、調子が悪くなったり、聞こえなくなってしまったイヤホンを引き出しの中にしまい込んだりするなんていうことも起こらなくなり、結果としてお金の節約にもつながることでしょう。

それでは最後にもうひとつ。あなたの一番大切なリスニングデバイスである“耳”を大切にしましょう。Shureのイヤホンは元々プロのためのインイヤーシステム(IEM)として開発されました。大音量を発するウェッジモニターをIEMに切り替えることでプロたちはステージ音量を上げずに自分の耳を守りながら、自分の音やバンドの音を確認できるようになったという経緯があります。ただし、いつでも大音量で音楽を聴いていれば、いくらイヤホンの性能が良くてもせっかくの性能が台無しになってしまうということを覚えていてくださいね。

ハッピー・リスニング!

リンダ・ハンセン
リンダはシカゴ中心部における広告業界のキャリアを経て、10年以上前に自身のコミュニケーションファームを設立。ここ数年は、ブルーグラスからレスリースピーカーのマイキングテクニックまで多様なトピックについてのShureの記事を何百本も執筆/編集しています。セックス・ピストルズがフィルモア・オーディトリアムで行った最後のコンサートを観たラッキーな観客の一人であったことが彼女の自慢です。

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