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By ShureJapan |  Comment(s)

【SHA900レビュー】 相手の選り好みが少なく実に頼もしい存在 – オーディオビジュアル評論家小原由夫氏

シュアというメーカーに対する私の信頼感は、かつてのMMカートリッジ全盛期以来、揺るぎないものだ。V15シリーズやM44シリーズのカートリッジから、私はアナログオーディオの作法をたくさん学んだ。一方で、SM58を始めとするマイクの信頼感も、プロオーディオ業界では確固たるものがあるという。多くのリスペクトを集めているシュアなのである。

そんなシュアが昨今めざましい活躍をしているのは、イヤホン/ヘッドホン市場だ。バランスドアーマチュアを採用したカナル型イヤホンの多数ラインナップを擁しているが、昨年から今年にかけて多くの話題をさらっているのが、世界初の密閉型ポータブルタイプのコンデンサー型イヤホンKSE1500だ。私が今回取り上げたのは、そのKSE1500と同時発表されたポータブルヘッドホンアンプSHA900である。

改めていうまでもないのだが、SHA900は、KSE1500からコンデンサー型イヤホンの駆動回路を省いたものである。4バンドパラメトリックEQ、4種類のサンプリングモード対応DACなどは共通仕様だ。前述の駆動用高圧回路を省いた部分は、連続再生時間のロングライフ化に当てられている。

いろいろと話題のKSE1500の影にあって、この優秀な弟分がなかなか正当に脚光を浴びていない。私はここでSHA900のポテンシャルを徹底的に深堀りしてみようと思う。

まずは、SHA900と他社のポータブルプレーヤーとのUSB接続をあれこれ試みてみよう。

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小原由夫(おばらよしお)
オーディオビジュアル評論家
理工系大学卒業後、電気回路エンジニア、雑誌編集者を経て、1992年より、フリーランスのオーディオ・ビジュアル評論家として活動。50平米強の広さの自宅の仕事場には、200インチの大画面と大型スピーカーによる5.1chシステムを設置。アナログレコードのモノーラル再生から最新のデジタルサラウンド、AV、PCオーディオ、カーオーディオに至るまで、そのフィールドの広さ、知見の深さでも定評があり、「実践あっての評論」というポリシーの元、多くのオーディオ誌、AV誌等に執筆している。
趣味はロードバイク、水泳、万年筆蒐集。

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